UXデザインを語る前に、デザイン思考を語る!!
こんにちは!
現在ベンチャーIT企業でSE職をしながらUXデザイナーを目指している
りゅーやです。
今日のお昼休み、外へ出かけたら
道の真ん中にこんな看板が立っていました。
はい。
冷やし中華はじめました。
これを見て色々な事に思いを馳せました。
”夏ももう終わりかー”
”今年は海行けなかった、、”
”そういえば冷やし中華、外で食べた事ないな”
あ、俺もブログ始めました。
始めたからには、
始めたからには、、
毎日、記事書くぞ!!って思いながら
公園でかまぼこ食べました。
(冷やし中華850円は高かったW)
それでは、
今回の記事のテーマである
「デザイン思考」と、
一番最初のプロセスである「共通認識」
について書いていいきます。
デザイン思考とは
皆さん”デザイン思考”って聞いた事ありますか?
昨今のビジネスでは結構騒がれてるワードです。
前回書いた記事では
デザインとは、
問題の本質を見極め、
ユーザーを満足させる手段である。
という結論になりました。
*前回の記事はこちら。
つまり”デザイン思考”とは、
この手段(デザイン)を元に、
問題(ユーザーが望んでいること)が解決するまで
試行錯誤を繰り返すことです。
従って、問題解決まで試行錯誤を繰り返すということは
解決までの道のりに様々なプロセスが存在します。
デザイン思考の大原則
デザイン思考のプロセスは以下になります。
SEをやられている方は馴染みがあるフローが
あるかもしれません。
- 共通認識
- 定義・問題発見
- アイデア創造
- プロトタイプ
- テスト
- 実装
1~6のプロセスをPDCAのように回していきます
それでは一番最初のプロセスである
”共通認識”について深掘りしていきましょう。
1.共通認識
そもそもデザイン思考の先には必ず「人」がいます。
ビジネスでいう、ターゲットやユーザーのみではありません。
ここでの「共通認識」は
共に仕事をするチームメンバー、開発者も指します。
例えば、パートナー企業の営業マンが
共に取引先に行く前に『お弁当を食べたい』と言ったら
スピード命!とばかりに何も考えずコンビニ弁当を買いに走りますか?
重要な商談を控えているからといって、
パートナーのお腹を満たそうと
コンビニへ突然走りに行かないし、
そこまで気を使う関係でもありませんよね?
*ちなみに僕の友人は少し似たようなことをしましたw
買いに行く前に、
”どれくらいお腹が空いているのか”
→ (我慢できない?美味しいレストラン知ってるよ)
”お弁当を持ってきているのか”
→ (ランチミーティングは公園でした方がいいな)
などなど一度行動をする前に思考をめぐらせ、
その後のアクションをどうするか一緒に決めますよね?
ここで一方的に
”重要な商談のためにお昼は手早く済ませて、自分との打ち合わせをしたいんだな”
と勝手に決めつけ、コンビニへ走りに行ったらどうなるか?
ただのいい迷惑ですよね?
しかも、そんな人とこれから商談に行くなんてむしろ不安になります、、
なぜなら、
商談先でも相手(ユーザー)に対して、
共通認識を図らず、
自分一人の経験と憶測で進めていく
ことが容易に想像できてしまうからです。
*そもそも仕事人としていかがなものでしょうか、、
そして商談後、
商談結果を元にパートナーと問題点を一つ(本質)に
見出すことができず、
曖昧な提案書を作成し、
それっぽいことをユーザーに伝え、誤魔化し、
問題点の本質から少し斜めを向いたプロジェクトが
立ち上がり、後々ユーザーからクレームがめっちゃ入ってくる
なんて末路を辿っていってしまいます、、
まとめ
”共通認識”はデザイン思考において大前提です。
ユーザー、チームで共通認識がずれたら
必ず失敗、もしくはクレームがきます。
”こんなことありえないよ”
”この例極端すぎ、てか下手くそ”
→ごめんなさい
などなど思うかと思います。
しかし、
実際に問題の本質を見抜くというのは言葉でいうほど
簡単ではありません。
特に、日本では
仕事の失敗 = death
という価値観がまだまだ残っています。
だからこそ、第一に納期を守り、
クオリティーの奥深い部分は
後からユーザーの声を反映させていけば完成する
なんてマインドで仕事を取り組みがちです。
これでは、物事の本質を捉える前に
余計な考えがどんどん追加されてしまい、
デザイン思考ではなく、
アートな思考(とりあえずユーザーに良く映れば良い)となっていって
しまいます。
デザイン思考における”共通認識”は、
ユーザーが満足する、チームが成功するための
大前提のプロセスなのです。
次回の記事
次回の記事は
デザイン思考の大原則であげた、2と3について書こうと思います。
そして、肝心のUXデザイナーになるためにということで、
デザイン思考の大原則が終了したら、
UXについての記事を作成し、
さらには製作活動をしていきます。
これで1年で本当にUXデザイナーになれたら
ドヤ顔して自慢しよ笑